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2年間応募0の司法書士事務所に5名の司法書士資格者が応募、2名採用!その採用戦略とは?

司法書士資格者採用

司法書士試験の出願者数・受験者数・合格者数は右肩下がり

皆様にとっては改めての確認となりますが、まずはマクロの数字を抑えていきたいと思います。
2010年の司法書士資格者の合格者は948名だったのに対し、2016年は660名でした。
また、出願者数は33,166名⇒20,360名、受験者数は26,958名⇒16,725名と激減しています。

一方で求人数は年々増えており、日本全国のIndeedにおける資格者求人数は1,994件、書士会求人でいうと
東京書士会求人は108件、神奈川書士会求人は38件、埼玉書士会求人17件となっています。(※2017年2月27日時点)

東京だけでも合格者151名をIndeedは929件、書士会は108件で熾烈な争いが繰り広げられています。

このように完全売り手市場となった採用市場では、マーケティングと同じように”差別化”が重要となります。

採用における”差別化”とは、司法書士資格者に”選ばれるための理由”です。

今回のコラムでは、司法書士資格者から選ばれるために必要な要素を事例をもとにご説明させていただきます。

2年間司法書士資格者からの応募が0の事務所がとった採用戦略とは?

採用に成功された事務所様は、不動産登記・商業登記・渉外登記を主な事業として経営されておりました。

これまでの司法書士資格者の求人方法として、求人を掲載している媒体が書士会求人のみだったため、求人を出してもすぐに他事務所の新着求人に埋もれてしまい、認知数が高いとは言えない状況でした。
認知数とは、求職活動中の司法書士資格者の中で、貴事務所が求人活動をしていることを知っている資格者の人数のことです。

また、こちらの事務所様の法的サービスの品質が非常に高く、外国語を用いる渉外登記もされているため、「自分はここに応募しても落とされるんじゃないか」「外国語が使えないから選択肢には入れない」といった応募ハードルの高さから、応募率が低くなっており、応募数がないと仮説しました。

そこで、こちらの事務所にご提案したのは、認知数を向上させることと応募率を向上させることの2つです。

認知数については、司法書士資格者の目にとまりやすくするため、Indeedという求人ポータルサイトに広告をかけて出稿し、露出を増やすことにより、認知数を向上させました。

応募率については、情報の少なさから応募されにくくなっているという障害をなくすために採用サイトを作成し、
(1)求める人材に外国語が必須でないこと
(2)実施している事業は渉外登記だけでなく、不動産登記から商業登記、
   相続、成年後見、債権譲渡・動産譲渡、信託まで多岐にわたること
を細かく具体的に明記することで、応募率を向上させることができました。

1か月で司法書士資格者5名から応募があり、4万円程度で2名を採用!

2016年12月~2017年1月にかけてIndeedで4万円の広告をかけたところ、約1か月間で
司法書士資格者5名から応募があり、2名を採用する結果となりました。

紹介会社で司法書士資格者を採用する場合だと1名あたり100万円前後のコストがかかるため、4万円で2名を採用できることは、低コストで採用できたことになります。

実際に露出していたのはIndeedと書士会などで、いずれも採用サイトを閲覧するような導線を引いており、応募率を向上させていらことが主な要因となります。

2016年度司法書士試験合格者の平均年齢は38.03歳ですが、WEBによる採用戦略ということもあり20代など比較的若い方からの応募も見受けられました。

司法書士資格者採用のポイント

これまでの採用に成功されている事務所から導き出される司法書士資格者採用のポイントは2つあります。

ポイント①:広告をかけて認知数を増やす
資格者を採用するためには、合格者や実務経験者を問わず、より多くの司法書士資格者に事務所が求人を出していることを知られていることが大前提です。
そのためには、資格者が求人情報を見ている媒体(Indeed、書士会求人など)に掲載し、求人をしていることをPRしなければなりません。

ポイント②:採用サイトで応募率を向上させる
たくさんの資格者に貴事務所が求人していることを知ってもらっても、応募したいという気持ちや興味を醸成させなければ意味がありません。
事務所を知るための情報源がなければ、どんな事務所なのか分からず応募されにくい(応募率が低い)ため、採用サイトがない状態で広告をかけて認知数を増やしても応募数は何も変わりません。

司法書士資格者採用では完全な売り手市場であるため、”選ばれる事務所になる”ことが重要です。
”選ばれる事務所”になるためには”選ばれるための判断材料を提供する”必要があります。

その判断材料として採用サイトに事務所の写真や制度、どんな所員がいるかなどを掲載し選んでもらい、応募率を向上させることによって司法書士資格者を採用することができます。

ここでご紹介した要素以外にも、認知数を向上させる方法や応募率を向上させる方法、選考通過率や入社率を向上させる方法もございますので、ご興味のある方はどうぞお気軽にお問合せください。

担当コンサルタント

浅野 大樹 アサノ ヒロキ

測量・登記チーム

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