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アルバイトの定着率を高めるのをやめる

アルバイト定着率向上の本質

アルバイトの定着率を高めるのは本質ではない!?

「 アルバイトスタッフを正社員にするための取り組み 」に関して述べさせていただきます。

今後、ぱちんこ企業は、
1. アルバイト採用のダイレクトリクルーティング化
2. アルバイトスタッフの社員化
に、本気で取組む企業「 しか 」人不足は解消されません。

つまり、
それは「 採用 」「 定着 」の両方に、経営者が本気で向き合う、ということです。

人材難の今、どうしても採用することばかりに意識がいきがちです。
が、実際、採用と同時に、定着化の仕組みを構築できていない企業は、せっかく採用した人材の流出が止まりません。
皆様も、ここにお悩みだと思います。

アルバイト採用数と採用数の実態

実際、当社の研究会会員様アンケートでもアルバイトの1年間の採用と離職数は、
「 700名採用→700名離職 」という結果が出ています。
これは、「 700名の離職が出たから700名採用しなければならない 」という
状態だと認識してください。
アルバイトは、基本、限定期間労働者なので、700という数字に意味はありません。

これが、例えば「 500名採用→500名離職 」の様になれば、
離職率が改善され、採用コストが改善されている状態ということです。
まずは、自社のこの「 年間の採用数と離職数 」を把握してください。
その数字を下げることが目標になります。

そこで、この「 離職数を下げる 」つまり、
定着率を上げる最善の方法が「 アルバイトスタッフを正社員にする 」です。
アルバイトの定着率を上げることに注力するよりも、
アルバイトに正社員になってもらうことに方針を集中させてください。

アルバイトスタッフを正社員化するための5つの取り組み

1.コミュニケーションの量と質
⇒コミュニケーションの量: 信頼関係はコミュニケーションの頻度に比例します。
よって、コミュニケーションを多くとり、
相談しやすい関係性を構築
⇒コミュニケーションの質: アルバイトスタッフが会社から必要とされていると
感じているか否か。必要とされていると感じるアルバイトスタッフ様が多い法人様の取り組みとしては、
(1)アルバイトスタッフ用の評価制度がある
(2)アルバイトスタッフ向け表彰制度がある
            
2.リクルーティング会議
⇒ 営業会議を実施しない法人様はありません。
  しかし、リクルーティング会議を実施している法人は多くありません。
  アルバイトスタッフを正社員化するためにはリクルーティング会議は必須です。
リクルーティング会議の内容
(1)どのアルバイトスタッフが社員化候補なのか把握する
(2)候補者の社員化に向けたボトルネックを把握する
(3)ボトルネックを解消するための対策を考えて、実行する

3定着率の数値化
⇒店舗毎の定着率を数値化し把握する
(1)入社3ヶ月間の定着率/入社1年間の定着率/それ以降の定着率
(2)店舗毎に比較し、定着率が高い店舗の取り組みを法人内で横展開する
(3)店長の評価項目に定着率を入れる

4.社長勉強会
(1)社長の考えを知り、理解することで仕事への取り組み方が変わる
(2)経営理念が浸透する
(3)社内の共通言語が出来る

5.社員登用説明会
⇒ 正社員化に向けて、店長がアルバイトスタッフに声をかけるだけでは限界があります。店長に任せるのではなく、会社全体で取り組む必要があります
(1)社長から会社のビジョンを語る
(2)人事部長から社員になった際の給与や福利厚生を丁寧に説明する
(3)社員になることの不安を個別相談で取り除く

上記の5つの取り組みから1つずつでも取り組んで頂き、アルバイトスタッフの正社員化比率を高めて頂きたく思います。

アルバイトの定着を上げるよりも…

これからの人材戦略は、、、

1.アルバイト採用のダイレクトリクルーティング化
2.アルバイトスタッフの社員化

です。

アルバイトスタッフの定着率をいかに増やすかと言う議論よりも、
これからは「 いかにアルバイトスタッフを正社員化するのか 」の議論が正解です。

ご参考になりましたら幸いです。

担当コンサルタント

鷲尾 明訓 ワシオ アキノリ

アミューズメント支援部/HRDコンサルティング事業部

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